家具の素材について② ナラ、ホワイトオーク、レッドオークについて

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新生活シーズン到来!
この時期、家具を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

家具の素材について①では、
「無垢板」「集成材」「ツキ板」についての紹介をいたしましたが、
今回からは木の材質についてご紹介していきたいと思います。

まずは、当店BICASAでも取扱いの多い「オーク材」について。
堅くて耐久性があり、木目が美しいことから
テーブルはもちろん、チェア、ソファ、シェルフなど、
古くから様々な家具に用いられててきた「オーク材」

いざ家具選びをしてみると、
その名を目にする機会が多いですよね。

でも、「オーク」と一言で言っても「ホワイトオーク」「レッドオーク」と言ったり、
時には「ナラ材」なんて説明をされたり。。。
同じものなの?違うものなの?というご質問をよくいただきます。

今回はそんな疑問にまるっとお答えいたしますので、
ぜひ今後の家具選びの参考に、読んでいただけると嬉しいです♪

オーク材とは

オーク材は、ブナ科の広葉樹です。
「どんぐりの木」というと分かりやすいでしょうか。
日本語で言うと「ナラ」
英語で言うと「オーク」
つまり、「同じ仲間(樹種)の木」なのです。

ただし、産地によってその呼び方や特徴が変わってきて、

「ナラ」は日本やロシアで採れたもので、
寒い環境で育つため木目が詰まった印象

「オーク」は北米採れたもので、
木目はナラよりやや荒い印象

と、言われていますが実際に比較してみると大きな差は感じません。
近年「ナラ」の流通量が減ってきており、
代用として「ホワイトオーク」が市場に多くなってきました。

その、「ホワイトオーク」もだんだん手に入りにくくなってきて価格が高騰してきたところに
代用として「レッドオーク」が増えてきた、というわけです。

「ホワイトオーク」は色・木目ともに「ナラ」に非常に近く、
液体が入りにくいのが特徴でウイスキーの樽に用いられてきました。
色見は「ナラ」と比較すると若干白~黄みがかっているのですが、
使用していくと経年変化でナラと近い色見になっていきます。

「レッドオーク」はホワイトオークに比べるとやや赤みがかっていて、
木目はよりはっきりしていて力強さを感じます。

BICASAおすすめのオーク材を使用したプロダクト


オーク材のナチュラルなあたたかみを味わえるファウラーミドルテーブル(FOWLER MIDDLE TABLE)

 


天然木ならではの木目や節が味わい深いデイトンダイニングテーブル(DAYTON DINING TABLE)

 


色ムラ・節・虎斑※など。。。
ありのままの木を使用したキノママシリーズのオークフレームソファ 1シーター(Oak Frame Sofa 1seater)

※虎斑とは…ナラ材の特徴的な木目で、虎の模様に似ていることから「トラフ」と呼ばれる帯状の木目
ナラ・ホワイトオーク・レッドオーク全てに見られる


北欧が誇るウェグナーデザイン
CH24 ウィッシュボーンチェア(WISHBONE CHAIR)ウィッシュボーンチェア・Yチェア


オーク無垢材・突板を使用したナチュラルな質感のオークデールオープンボード120(OAKDALE OPEN BOARD120)

木目が美しく、堅牢さと耐久性を持ち家具の材料として昔から重宝されてきた
ナラ・オーク材。
丈夫なので長く使うことができ、さらに使い続けることでより深みと味わいを増していく
魅力的な木材です。

ご紹介した以外にも
BICASAではたくさんの商品を取り揃えておりますので、
家具選びの際はぜひ材質にも注目してみてください!

また、BICASAではインテリアの知識が豊富なスタッフが
お部屋作りのアドバイスをさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせくださいね♪